夫婦で神社仏閣巡りの旅～奈良編～です。
最終日は朝早くに京都から奈良に移動し
午前中に御所市で３社に参拝しました。
御所市を出て車を1時間ほど走らせ、
向かったのは奈良市の春日大社。
春日大社
春日大社は全国におよそ3,000社ある春日神社の総本宮。
768年に創建され、約1300年もの歴史があります。
御祭神は
武甕槌命（たけみかづちのみこと）
経津主命（ふつぬしのみこと）
天児屋根命（あめのこやねのみこと）
比売神（ひめがみ）
総称して春日神と呼ばれます。
鮮やかな朱塗りの社殿が有名ですよね^^
まず参拝してご挨拶を済ませ、
いざ最終日のメインイベント「祖先祭」へ！
春日大社の祖先祭（冥福向上祈願祭）
祖先祭は、冥福向上祈願祭とも呼ばれ、
先祖供養のことです。
春日大社は神社では珍しく
先祖供養を行っているのです。
今までお寺での先祖供養は
お願いしたことがありましたが
神社では初めて。
祖先祭は、予約が必要です。
夫が前もって電話してくれ、
メールでやり取りしてくれていました。
「御祈祷所」で受付をして
こんな申込用紙に記入します。
私たちは、夫と私それぞれの名前で、
夫の父方・母方、私の父方・母方
4家系の先祖代々の供養をお願いしました。
祖先祭は、「祖先祭御祈祷所」という専用の場所で行われます。
受付をした「御祈祷所」の向かい側にあります。
ここから先は撮影禁止なので
写真がありませんが、
大変厳かな素晴らしい空間でした。
私たち夫婦ふたりだけで執り行われました。
おそらく家族ごとに行っているのだと思います。
太鼓の音から厳かに始まり、
太鼓を叩く方と、祝詞をあげてくださる方と
神主さまがおふたりいて
とても丁寧に行ってくださいます。
祖先や個人の名前を書いた「霊札（たまふだ）」というお札を
御神前へお供えし祈願してくれます。
それはそれは、ものすごいエネルギーでした。
普段あまりそんなことを言わない夫も
「エネルギーがすごくてクラクラした。」と
びっくりしていました。
「大祓祝詞」を私たちも一緒に奏上させていただき、
それもものすごく良かったです。
太鼓の音と、4人で奏上する大祓祝詞は
とてもとても美しく、
涙がどんどん溢れてきました。
御神前に向けていた霊札を
最後にいっせいにこちらに向けてくださるのですが、
ご先祖様が「ありがとう」と喜んでくれてる気がしましたよ^^
先祖供養をすると
ご先祖様がいて自分があるんだな
生かされてるんだな
ありがたいなっていう感謝の気持ちが湧いてきます。
ご先祖様が見守ってくれてるなっていう感覚も。
じんわりとした幸せを感じます^^
春日大社の祖先祭は本当に本当に素晴らしいので
機会があったらぜひとも体験していただきたいです！
きっと忘れられない時間になると思います^^
※祖先祭の詳細はこちらから
https://www.kasugataisha.or.jp/wp-content/uploads/2020/02/sosensai.pdf
また、ご祈祷や祖先祭を受けた人は
特別参拝のチケットを頂けて
奥の参拝エリアに入ることができます。
（通常は、特別参拝は＋500円。）
無料で参拝できるエリアとはまた違っていて
こちらもとても良かったです。
特別参拝もすごくオススメです！
春日大社の祖先祭の予約をしていたのが
12時。
終わって、特別参拝をしていたりしたら
14時ごろになっていました。
ここから、三重県の多度大社に寄って
神奈川の自宅に帰ります。
・・・つづきます。
（次のブログはいよいよ
夫婦で神社仏閣巡りの旅・最終回！）
春日大社HP
https://www.kasugataisha.or.jp/
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