以前の私はとにかく
「頑張らないといけない。」
「期待に応えないといけない。」と
思い込んで、頑張るタイプでした。
それも何年か前からずいぶんと
手放してきてはいて、
プライベート(結婚生活とか)では
無理して頑張るなんてことは
なくなっていたのだけど、
最後の最後まで、
会社の仕事に関してだけは、
「無理して頑張る」体質が
残っていた気がします。
それは心のどこかに
「頑張ってないと自分は価値がない」という
思い込みがあったからに他ならないです。
それがすっかりなくなったのが
去年のあるとき。
去年は、働いている会社の仕事が忙しく
毎日朝早くから夜遅くまで
ずっと仕事をしていました。
「頑張らないといけない。
期待に応えないといけない。」
って思っていたから。
「頑張っていないと価値がない」と
思い込んでいたからなんですね。
その結果、体力的にも精神的にも
すっかり疲弊してしまっていました。
でも、そんなふうに疲弊してしまって、
自分の心の奥底から
「もうこんなのは嫌だ。
こんなのは自分じゃない!」っていう
叫びみたいなものが出てきたのかもしれません。
「こんなに疲弊してまで頑張るのは、
やめよう」と心底思いました。
そして、同時に、今まで、
自分はどこか欠けてる存在だから
何かを足して(頑張って)
それを埋めないといけない
ように思っていたけど、
それが勘違いだったんだ、
ということにすっかり気が付きました。
よく本などで書かれていることですが、
「人はそのままで完全で、
何も欠けることなんてない存在だ」
ということが100%腑に落ちたのです。
思い出したと言った方がいいかもしれません。
「自分は頑張らないと
価値がないっていうのは勘違いだ」
とわかってから
無理をして頑張ることはなくなりました。
でも、それで何もできなくなったかというと
そんなことはなく、
むしろ、無理をして頑張っていた頃よりも
今の方が本来の力を発揮して
働けるようになったと思います。
今は、会社でも楽しく
自分らしくいられていて
ストレスなく働けているなあと思います。
今、振り返ってみて思うのです。
結局、自分が「頑張っていないと
自分には価値がない」と
思い込んでいたのが、
そういう現実を創っていたんだな、と。
「頑張らないといけない」と
思い込んでいればいるほど
不思議なことに、
まわりもそういった言動になるんですよね。
「頑張らないと価値がない」って言うのです。
というか、そういうふうに見えてしまうし、
聞こえてしまう。
これは、まわりの人っていうのは
自分の内面の投影だから。
自分を大切にしていれば、
まわりも自分を大切に扱ってくれる。
自分をないがしろにしていたら、
まわりも自分をないがしろに扱うんです。
だから、結局、自分の内面を変えていくしかない。
幸せに生きていくのに不要な観念とか
思い込みなんかを手放して、
もしも、その思い込みに影響してる心の傷があれば
それを癒して。
それが幸せに生きるいちばんの近道だなあと
私は思います^^